みなさんは宅飲みでハイボールを飲んでいますか?いまや風呂上がりor一日の締めの一杯といえば、ビールに並んでハイボールという方も多いでしょう。
ハイボールに欠かせないもの、そう、それは「ウイスキー」と「炭酸水」です。ハイボール用のウイスキーとして、定番のボトルをお持ちの方、その日の気分によってストックから選んでいる方など様々だと思いますが、炭酸水はどうでしょう。
僕自身も長年ハイボールを愛飲し、様々な炭酸水を試してきました。そして辿り着いたのが、家庭用炭酸水メーカー「ソーダストリーム」です。中でもぼくが愛用しているのは、手動モデルの「SPIRIT(スピリット)」。この一台が、ぼくのハイボールライフを劇的に、そして豊かに変えてくれました。
【結論】ソーダストリームは、ハイボール愛好家のマストアイテム
まずは結論から言わせてください。
ハイボールが大好きでよく飲むあなた、ソーダストリーム、買っちゃいましょう!
炭酸水を用意する方法として、もっともオーソドックスなのは、ペットボトルの炭酸水を購入することです。市販のペットボトル入り炭酸水の価格は500mlで1本60~120円。欲しいときに欲しい本数だけ手軽に買うことができます。小容量で問題ないという方であれば190~250mlの缶も選択肢に入るでしょう。
手軽なペットボトル・缶ですが、デメリットもあります。休肝日を考慮して週に5日間はハイボールを楽しむとした場合、1日1本使うとすると月に20本以上必要ということになりますね。その際、店頭購入の手間、通販で購入したとしても玄関から保管場所まで運ぶ労力がかかり、保管する場所も必要です。また、ゴミの分別からゴミ出しと挙げていくとかなりの労力。
もしこんなお悩みをお持ちで、まだペットボトルや缶の炭酸水を買われている方に、ソーダストリームをオススメします。この記事では、炭酸水メーカートップシェアのソーダストリームから、僕が7年以上愛用している「ソーダストリーム SPIRIT(スピリット)」について解説します。

これから購入を検討するなら、SPIRITの後継モデルであるTERRA(テラ)もオススメですよ。
ハイボールに適した炭酸水の条件:「好みの炭酸強度」・「雑味がない」
ハイボールに適した炭酸水を考えるうえで重要なこと、それはウイスキーと炭酸水の相性です。炭酸水と一言でいっても、数多くの市販品が存在し、炭酸の強度や水の硬度による水自体の味も様々。これらの要素がハイボールのおいしさを左右します。


炭酸水の強度:口当たり、のど越しに影響
炭酸が強いとキリっとして爽快感のあるのど越しに、炭酸が弱いとやわらかな口当たりになります。ハイボールの炭酸強度の好みは人それぞれ。その日の気分や気候によって、さらには選ぶウイスキーによっても、どれくらいの炭酸強度にしたいか変わることがあります。



ハイボールを飲む際にグラスに鼻を近づけた時、そして口に入れた時に、炭酸の泡によってはじけるウイスキーの豊かな風味が一日の疲れを癒しますね!
炭酸水の強度は「GV(ガスボリューム)」という単位です。これは水中の炭酸量を示すもので、1Lの水に1Lの炭酸ガスが溶け込んでいれば「1GV」となります。ペットボトルで販売されている強炭酸は4.0GV以上のものが多いようです。
炭酸水の硬度:味に影響
炭酸水の硬度とは、1Lの水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を表したものです。WHO(世界保健機関)の基準では、60mg/L以下は軟水、60~120mg/Lは中硬水、120~180mg/Lは硬水、180mg/L以上は超硬水と分類されています。
軟水はまろやかでさっぱりした味わい、硬水はしっかりとした味わいがありますが苦味を感じることも。ウイスキーの風味や味わいを邪魔せずおいしく飲むには、硬度が高すぎず雑味がない水を選ぶことが重要だといえるでしょう。
日本の水道は、「おいしい水」の目安として、10~100mg/Lであることが望ましいとされています。水の硬度は地域によって異なり、全体的に関東地方でやや高く、北海道や東北地方は低い傾向です。東京大学の研究発表(2021年)によると、特定の地域では120mg/L以上の硬水もいくつかみられますが、全国の平均硬度は48.9mg/L、中央値としては44mg/Lという値が示されています。これは、日本中の広いエリアで提供されている水道水がハイボールに適した硬度であるといえます。



僕は水道水を浄水器にとおした浄水をソーダストリームで炭酸水にしています。
もし自分の居住地域の水道水硬度が知りたければ、「〇〇(居住地域名) 水道水 硬度」というキーワードで検索してみてください。
主要炭酸水メーカーの比較
注目の炭酸水メーカーたち
現在、市場には様々な特徴を持つ炭酸水メーカーが登場し、選択肢が豊富になっています。ここでは、特に人気の高い主要メーカーをご紹介します。
ソーダストリーム (SodaStream)
ソーダストリームは世界No.1のシェアを誇る炭酸水ブランドです。炭酸の強度は、モデルにもよりますが、ボタンを押す回数やレバーの操作によって微炭酸から強炭酸まで細かく調整可能です。手動モデルから電動モデルまで、豊富なラインナップも魅力の一つです。ランニングコストは弱炭酸で500mlあたり約20円と比較的良好で 、ガスシリンダーの入手や交換もオンラインや全国の取扱店で比較的容易に行えます。
ドリンクメイト(Drinkmate)
ドリンクメイトの最大の特徴は、水以外の飲料、例えばジュースやお酒(ワイン、日本酒、焼酎など)にも直接炭酸を注入できる点です。これにより、オリジナルの炭酸飲料を家庭で手軽に楽しむことができます。マグナムガスシリンダー(142L)対応モデルを選べば、ランニングコストを弱炭酸で500mlあたり約14円に抑えることも可能です。また、インフューザー(炭酸注入ノズル)が取り外し可能で、丸洗いできるという特徴があります。
アールケ (Aarke)
スウェーデン発のブランドで、洗練されたミニマルなデザイン性が際立っていて、キッチンインテリアとしても高い人気を誇ります。 価格帯は他の主要メーカーと比較して高めに設定されています。アールケは、機能性だけでなく、その卓越したデザインと質感によって、特定の消費者層に強くアピールするブランドと言えます。炭酸ガスシリンダーはソーダストリームの60Lタイプに対応していて、炭酸性能も一定のレベルを維持しつつ、キッチン空間の質を高めるインテリアとしての価値を提供しています。
炭酸水メーカー各社比較表
メーカー | 価格(目安) | 炭酸注入方式 | 炭酸強度調整 | 水以外の飲料への対応 | 500mlあたりコスト(弱炭酸目安) | メンテナンス性 | 保証期間 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ソーダストリーム | 14,850~31,900円 | シリンダー式 手動・自動 | 可 | 不可 | 約20円 | ボトル洗浄容易, 自動ガス抜き | 最大4年 (要会員登録) |
ドリンクメイト | 9,900~28,900円 | シリンダー式 手動・自動 | 可(モデルによって異なる) | 可 | 約14~20円 | インフューザー取り外し洗浄可, 手動ガス抜き | 1年 |
アールケ | 29,700円,49,500円 (ガスシリンダー別) | シリンダー式 手動 | 可 | 不可 | 約20円 | ボトル手洗い, ガス抜きはモデルにより自動か手動 | 1年 |
ソーダストリームとドリンクメイトは、多くの機種がラインナップされていて、炭酸注入に関しても手動と自動両タイプのモデルが存在します。水以外の飲料に炭酸が注入できるのはドリンクメイトだけの特徴ですが、その一方で水以外に炭酸注入した後のインフューザー洗浄が手間というデメリットも存在。ドリンクメイトは水専用手動モデルも販売していて、本体・60Lシリンダー×1・専用ボトル1L×1のスターターセットが9,900円です。このモデルは大容量ガスシリンダーには非対応で、500mlあたりのコストはソーダストリームと同じ約20円。大容量ガスシリンダー対応のモデルであれば、同様のスターターセットで15,900円~、500mlあたりのコストは約14円です。
アールケは、デザイン性の高さと質感の良さに特化したブランドです。2モデルが販売されていて、お安い方で29,700円と、ソーダストリームやドリンクメイトの最上位モデル並みの価格。自社のガスシリンダーは無く、ソーダストリームのガスシリンダーを使用します。
宅飲みハイボールガチ勢にソーダストリームをオススメする理由
上記3メーカーは、どれも魅力的な特徴を備えています。ワインや日本酒に発泡性を付与したいのであればドリンクメイトが最適ですし、キッチンインテリアとしてスタイリッシュに魅せることを重視するのであればアールケも選択肢に入ります。ですが、宅飲みハイボールガチ勢であれば、ソーダストリームをオススメします。
炭酸水メーカーを使うことによる共通メリット
まずは、炭酸水メーカーをオススメする一般的な理由です。これはどのメーカーにも共通するメリットになります。
いつでも新鮮な炭酸水
家庭で炭酸ガスを注入するまさにその瞬間に生まれる炭酸水は、工場で作られてから時間が経過した市販のペットボトルや缶製品とは異なり、格別の新鮮さを誇ります 。硬度の低い水道水を用いた浄水やミネラルウォーターなどで作った炭酸水は、余計な味や香りがつかず、ウイスキーなどの素材本来の風味をストレートに引き立てることができます。
調整可能な炭酸強度
手動モデルであればボタンを押す回数や時間、自動・電動モデルであれば段階選択によって、微炭酸から市販品を凌ぐほどの強炭酸まで、好みの炭酸強度にコントロールできます 。これにより、飲むシーンや気分、合わせるお酒の種類によって最適な炭酸水を作り出すことが可能です。ユーザー自身が炭酸の強さを「自分好み」に調整できるという柔軟性が 、画一的な市販品では得られない、パーソナルな満足感を提供してくれます。
買い出し不要、ゴミ削減
「炭酸水がない!」と慌ててコンビニやスーパーに走る経験、ありませんか?ソーダストリームをはじめとした炭酸水メーカーがあれば、そんな悩みとは無縁です。飲みたい時に、飲みたい量だけ、わずか数秒で新鮮な炭酸水を作れます 。重いペットボトルを運ぶ手間も、空になったペットボトルが溜まっていくストレスもありません 。
炭酸水メーカーの中でソーダストリームがオススメな理由
炭酸水メーカーの中でも、僕が特にソーダストリームを推す理由は以下の通りです。
- 毎日の使いやすさを追求した設計
- ガスシリンダー交換・入手のしやすさ
- 信頼のブランド力と充実したサポート
- ステンレス製保冷ボトルで充実のハイボールライフ
毎日の使いやすさを追求した設計
ソーダストリームの製品は、総じてシンプルな操作性を追求して設計されています。例えば、人気の手動モデル「スピリット」や「テラ」は、本体上部のボタンを押すだけで炭酸を注入でき、「アート」モデルではレバー操作という直感的なインターフェースを採用しています 。これにより、初めて炭酸水メーカーを使用する人でも、説明書を熟読することなく、手軽においしい炭酸水作りを始められます。
ボトルの着脱に関しても、多くのモデルで「スナップロック機能」が採用されており、ボトルを本体に差し込んで軽く押し込むだけで確実に装着できるため、煩わしさがありません 。 競合メーカーのドリンクメイトでは、専用ボトルにインフューザーを取り付け、それを本体に取り付けてガス注入するという手間があります。手軽に炭酸水をつくるという点において、ソーダストリームは秀でています。
ガスシリンダー交換・入手のしやすさ
炭酸水メーカーを日常的に使用する上で、消耗品であるガスシリンダー交換の手軽さと入手しやすさは非常に重要なポイントです。ガスシリンダーの交換は、ソーダストリーム公式オンラインストア、または全国に約8,700以上ある取扱店舗(家電量販店、スーパーマーケット、ドラッグストア、百貨店など)で行うことができます 。オンラインでの交換は、自宅にいながら注文から受け取り、空シリンダーの返却までを完結できるため、非常に便利です。特に、正午までの注文であれば当日配送に対応している場合もあり(一部条件あり)、急なガス切れにも迅速に対応できます 。



僕の場合は、歩いて行ける距離のドラッグストアでガスシリンダーを交換しています。ソーダストリームを扱っている店舗はとても多い印象です。
信頼のブランド力と充実したサポート
ソーダストリームは、製品保証とカスタマーサポート体制の充実にも力を入れています。多くのモデルで標準的な製品保証が付帯しており、さらに公式サイトで会員登録を行うことで保証期間が延長されるサービスも提供されています。例えば、「TERRA」や「ART」、「E-TERRA」といった人気モデルでは、最長で4年間の製品保証を受けることが可能です 。これは、初期投資が比較的高価になりがちな家電製品において、ユーザーが長期間安心して製品を使用できるための重要な要素といえます。
ステンレス製保冷ボトルで充実のハイボールライフ
2025年5月19日、宅飲みハイボールガチ勢にとって待望の「ステンレス製保冷ボトル」が発売されました。ソーダストリームマシンに直接取り付けて炭酸の充填ができ、しかも保冷・保温機能付きの900mlボトルです(適正容量は750ml)。
保冷・保温機能の持続時間は6時間。外出先でも冷たい炭酸水が楽しめますし、何といっても宅飲み中に2杯目、3杯目のハイボールを作る際に、冷蔵庫からの出し入れ無しで、キンキンに冷えたままの炭酸水を手元に置いておけるんです。
ソーダストリーム シリーズの紹介
ソーダストリーム各製品の特長とスターターキット価格を比較表にまとめました。
製品名 | 電動 or 手動 | 炭酸強度の調整 | ボトル着脱方法 | 価格(スターターキット・税込) | 炭酸飲料対応ステンレスボトル |
---|---|---|---|---|---|
SPIRIT (スピリット) | 手動 | ボタン押下回数+時間 | スナップロック | 15,400円 | ? |
TERRA (テラ) | 手動 | ボタン押下回数+時間 | スナップロック | 16,500円 | 〇 |
ART (アート) | 手動 | レバー操作+時間 | スナップロック | 22,000円 | 〇 |
E-TERRA (E-テラ) | 電動 | 弱・中・強のボタン | スナップロック | 24,200円 | 〇 |
SOURCE Power (ソースパワー) | 電動 | 弱・中・強のボタン | スナップロック | 31,900円 | × |
GAIA (ガイア) | 手動 | ボタン押下回数+時間 | ねじこみ | 13,200円 | × |
DUO (デュオ) | 手動 | ボタンを押した回数+時間 | フラスコに入れてセット | 29,700円 | 〇 |
enso (エンソウ) | 手動 | ボタンを押した回数+時間 | スナップロック | 36,300円 | 〇 |
僕が愛用しているSPIRITは、既に製造終了していて、その後継機種がTERRAです。SPIRITでできることは全てTERRAでできる上、TERRAはシリンダークイックコネクトに対応していてシリンダー交換の手間がさらに少なくなっています。



僕が今愛用しているSPIRITが壊れたら、次の候補は使い勝手が同じTERRAか、レバー操作がおしゃれなARTですね。炭酸飲料対応ステンレスボトルも非常に気になるところ。
製造終了しているSPIRITですが、2025年5月現在、公式サイトで在庫限りのセールが行なわれています。
ハイボールガチ勢に特にオススメ: SPIRIT、TERRA
ソーダストリーム SPIRIT、TERRAのメリット・デメリット
宅飲みを愛し、ハイボールを愛するガチ勢にオススメの「ソーダストリーム SPIRIT、TERRA」のメリット・デメリットをペットボトル炭酸水との比較でリストアップしてみました。
- ペットボトルで購入するよりもコスパ良し
- 好みの炭酸強度に調整できる・追い炭酸できる
- 電源不要で置き場所の自由度が高い・持ち運びできる
- 初期費用がかかる
- 炭酸強度の調整に慣れが必要
“ペットボトルで購入するよりもコスパ良し” VS “初期費用がかかる”
ハイボール用炭酸水のコスト
ソーダストリームをはじめ他の炭酸水メーカーでも、弱炭酸であれば500mlあたり約20円でつくることができます。これは食事中にとるシンプルな炭酸水としては良いでしょう。しかし、ハイボールは、ウイスキーを炭酸水で割る飲み物ですので、弱炭酸ではハイボールにした時にさらに炭酸が弱まり、爽快な飲み心地が得られないという人が多いはず。
ソーダストリームの60リットルガスシリンダーは、新規購入で4,150円(税込)、2本セットだとお得になり6,480円(税込)です。使い切った際の満タンガスシリンダーとの交換費用は2,380円(税込)ですのでこちらが実質の炭酸ガス価格になります。



僕基準ですが、これまでの経験から、ハイボール用にちょうど良い炭酸強度の炭酸水は、ガスシリンダー1本あたり34リットルほどつくることができます。
これは500mlあたり約35円のコストにあたります。
ソーダストリームで500mlあたり約35円でつくった炭酸水がどれくらいの炭酸強度かは実際に飲んでみないとわからないかもしれませんが、目安として動画を用意しました。泡の具合でご判断ください。ちなみに映像内のボトルは純正ボトルではなく、炭酸水保冷保管用のステンレスボトルです。
市販の炭酸水として「アサヒ飲料 ウィルキンソン タンサン」を比較対象とします。Amazonでウィルキンソン タンサン500ml・32本入りを、セールを狙って購入すると2,255円(2025年5月23日セール価格)なので、1本当たり約70円となります。
ソーダストリーム炭酸水が35円(水道水代、浄水器代は計算に入れてません)、ウィルキンソン炭酸水が70円とちょうど2倍で、500mlあたり35円のコスト差になります。休肝日を考慮し、ハイボールを楽しむのは週5日で、1日で500mlを使い切るとした時、1ヶ月換算で20本×35=750円、1年換算で約9,000円のコスト差になります。
ソーダストリーム TERRAの損益分岐点
これからソーダストリームを購入検討のハイボールガチ勢には、TERRAをオススメします(SPIRITは製造終了のため)。TERRAは公式サイトのスターターキットが通常価格16,500円(税込)です。ソーダストリーム TERRA スターターキットには、炭酸ガス満充填のガスシリンダーが1本付属しているので、シリンダー1本分は追加費用無しで炭酸水がつくれることを考慮すると下図のような損益分岐グラフになります。


僕基準での炭酸強度でハイボールをつくる際のシミュレーションです。人によって好みの炭酸強度や宅飲み頻度は異なるため目安として考えて下さい。僕の場合ですと、500mlボトル404本以上で、ソーダストリーム TERRAを利用したほうがお得になります。これは、休肝日を考慮して宅飲み週5日、ハイボール用に1日で500mlを1本使う想定で、約1年半で元が取れる計算になります。その後は使い続けただけドンドンお得に。



現在愛用中のソーダストリーム SPIRITは、週5日以上で7年以上使用し続けても壊れず現役です。僕の場合は、市販炭酸水を購入するよりも50,000円分はトクしてます!
“好みの炭酸強度に調整できる・追い炭酸できる” VS “炭酸強度の調整に慣れが必要”
ハイボール用炭酸水の炭酸強度の好みは人それぞれ。爽快感を求めるのであれば強炭酸、ウイスキーの香りや味わいを飛ばし過ぎずに、シュワシュワも楽しみたい方は中炭酸というように、その時の自分の気分で炭酸強度を調整できることはとても重要です。
SPIRITやTERRAは、誰でも簡単に、ボタンを押す回数や時間で炭酸強度を微調整できます。一方で、強度調整には慣れが必要であることも事実ですが、炭酸が足りなければもう一度マシンにセットして簡単に追い炭酸できるので、大きな問題ではありません。
宅飲みハイボールガチ勢にとって最大のメリットだと感じているのが「追い炭酸」です。例えば、500mlの炭酸水を使い切れずに翌日の宅飲みハイボール用に取っておくことを考えてみて下さい。市販ペットボトル炭酸水であれば、翌日には炭酸強度が弱まってしまい、望む爽快感が得られないでしょう。しかし、ソーダストリームであれば、残った炭酸水に冷水を足して追い炭酸が可能です。



一人宅飲みの場合、ハイボールだけで炭酸水500mlを使い切るのはなかなか難しいです。ハイボールで気分爽快になってからストレートやオン・ザ・ロックスを楽しみたいこともありますからね。
電源不要で置き場所の自由度が高い・持ち運びできる
ソーダストリーム SPIRIT、TERRAの本体サイズと重量は下表の通り。
製品名 | サイズ | 本体重量 | ガスシリンダー込み総重量 |
---|---|---|---|
SPIRIT | W13.0 × D18.5 × H42.0 cm | 約1,100g | 約2,300g |
TERRA | W13.5 × D19.5 × H42.5 cm | 約1,300g | 約2,500g |
SPIRITよりもTERRAの方がわずかに大きく、重量もやや重くなっています。どちらのモデルもそれなりに高さがありますので、置ける場所は限られてはくるものの、一度場所を決めてしまえばそこを定位置としてそれ以降置き場所に困ることはありません。場所を変える際も、電源が不要ですので置き場所の自由度は高いでしょう。総重量もそれほど重くないという点で優れています。友人を呼んでのホームパーティーや、広いお庭をお持ちの方であれば屋外バーベキューの時などに持ち運びして使うことができるというメリットもあります。
ソーダストリーム SPIRIT、TERRAの使い方
基本的にSPIRITとTERRAは同様の操作です。ここでは、僕の愛用しているSPIRITの画像とともに使い方を説明します。
こだわりがある方はミネラルウォーターなど、そうでない方は水道水でもOKです。僕は水道水を浄水器に通した浄水を使っています。
炭酸は、温度が低いほど水に溶けやすく、温度が高いほど水から抜けやすくなる性質があります。炭酸を注入する前に十分に冷蔵庫で冷やしておきましょう。ソーダストリーム専用ボトルに必要量の水をいれておきボトルごと冷蔵しておくと簡単です。冷水の用意がなかった場合は、氷で水を急冷して冷水を用意しましょう。


水さえ冷えていればあとは簡単。専用ボトルを斜めにさしこんでそのままボトルが垂直になるように本体後方に向けて押し込めばセット完了です。


本体上部の大きいシルバーボタンを押すだけで炭酸が注入されます。
ここは慣れが必要ですが、何度でもやり直しできますので自分好みの炭酸強度を目指して調整しましょう。
お好みのウイスキーでハイボールを楽しみましょう!
まとめ:ソーダストリームで、あなたのハイボールライフはもっと豊かになる
ソーダストリームは、自宅で手軽に、おいしく、そして経済的にハイボールを楽しみたいあなたにとって、最高のパートナーとなり得ます。
作りたての炭酸は、ウイスキーの個性を最大限に引き出し、宅飲みハイボールを格別な一杯へと進化させてくれるでしょう。ペットボトルのゴミから解放され、環境にも貢献できるという満足感も得られます。
僕が愛用するSPIRITモデルをはじめ、ソーダストリームには様々なモデルがあります。ご自身のライフスタイルやこだわりに合った一台を見つけて、ぜひソーダストリームが生み出す出来立ての炭酸を体験してみてください。きっと、あなたのハイボールライフが、より一層豊かで楽しいものになるはずです。



