レビュー|デュワーズ ポルトガルスムース8年|チェリー&ベリーの風味がGOOD

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【レビュー】デュワーズポルトガルスムース8年

アメリカでは「スコッチといえばデュワーズ」と言われるほど人気のスコッチウイスキー・デュワーズ。日本でもデュワーズのスタンダードボトル「ホワイトラベル」はスーパーやドラッグストア、コンビニで見かけるほどです。

そんなデュワーズから2022年11月にデュワーズの限定生産「樽シリーズ」のラインアップ第3弾デュワーズ ポルトガルスムース8年」が数量限定で発売されました。

らま

2023年7月現在でもまだ在庫があり適正価格で購入可能です。

デュワーズ ポルトガルスムース8年はこんなウイスキー

  • チェリーやベリー系のフルーティーさが楽しめる。
  • ミディアム寄りのライトボディ。
  • 飲み方は数滴加水とハイボールがオススメ。
目次

デュワーズ イリーガルスムース8年の基本情報・ストーリー

基本情報

銘柄 デュワーズ ポルトガルスムース8年
原産国 スコットランド
分類 ブレンデッド
主要モルト アバフェルディ、オルトモア、ロイヤルブルックラ、クレイゲラキ
アルコール度数 40%
所有者 ジョン・デュワー&サンズ社
取扱い バカルディジャパン
参考価格 2,400~2,600円

ストーリー

吹き抜ける、世界の香り第三弾
デュワーズポルトガルスムース8年

デュワーズを世界的なウイスキーブランドに成長させたのは創業者ジョン・デュワーの後を継いだ次男のトーマス・デュワー(トミー)です。トミーは1892年にデュワーズの販路を広げるために世界各地へ周遊の旅に出ました。トミーの世界観の表現として「樽シリーズ」が数量限定で販売されています。

樽シリーズのコンセプトは「スコッチウイスキーと世界の樽を融合させることで、思いがけない新しい発見を。」キーメッセージは吹き抜ける、世界の香りポルトガルスムース8年は樽シリーズの第3弾として2022年11月に日本で発売されました。

デュワーズポルトガルスムース8年の熟成

樽シリーズは、熟成年数8年以上のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンド後に再び樽の中で熟成(ダブルエイジ製法)させ、さらに世界のユニークな樽(=カスク)に詰め替えて熟成を融合させるカスクフィニッシュをしています

カスクフィニッシュとは

  • 通常の樽熟成の後、種類の違う樽に詰め替えて風味を追加する手法。
  • ウッドフィニッシュともいい、後熟の意味。

カスクフィニッシュの効果

  • カスクフィニッシュ前の本来のニュアンス・骨格を残したまま別の樽の個性が加わり融合して複雑な風味を生み出す。

ポルトガルスムース8年は“ルビー・ポートワイン樽”でカスクフィニッシュしています。

ポートワインとは:ポルトガルでつくられる酒精強化ワインの一種

ポルトガル生まれのポートワインは酒精強化ワインという部類に入ります。酒精とはアルコールのことで、酒精強化ワインとはアルコール度数を高めたワインのこと。酒精強化ワインの特徴は、一般的なワインと比べてもちろんアルコール度数が高いですが、それだけではなく甘いという特徴も挙げられます。

ポートワインの場合は、発酵途中でまだブドウの糖分が残っているワインにグレープスピリッツ(アルコール77%)を添加して酵母の働き(糖をアルコールと二酸化炭素に分解)を止め、これによって独特の甘味とコクのある風味を得ます。

らま

グレープスピリッツは名前の通り、「ブドウの蒸留酒」です。グレープブランデーとの違いは樽熟成しているかどうかです。

ポートワインはレッドポートとホワイトポートに大別されます。レッドポートは主に黒ブドウを、ホワイトポートは白ブドウが原料です。さらにレッドポートはルビータイプとトゥニータイプに分けられ、ルビータイプは2~3年樽熟成させた若いタイプ、トゥニータイプは長期熟成です。

らま

外見から「ポルトガルの宝石」と称されるルビーポートワイン。甘口でまろやかな味わいのものが多いです。

デュワーズ ポルトガルスムース8年のテイスティングレビュー・評価

デュワーズ ポルトガルスムース8年の特性レーダーチャート

デュワーズポルトガルスムース8年の特性レーダーチャート
【香り】調和:4,豊か:4,個性的:4
【味わい】調和:5,まろやか:4,豊か:3,濃い:4,個性的:4

デュワーズ ポルトガルスムース8年の特徴グラフ

コメント(ストレートでの評価)オススメ度:

デュワーズポルトガルスムース8年:ストレート

香り立ちはうっすらと酸味をともなう甘い香りがしますがフルーツの連想まではできませんでした。

口に含むとチェリーやベリーの赤系フルーツ風味を強く感じ、弱めですがイチジクのシロップ漬けのような風味もあります。同時にその後ろの方でスモーキーさが少し感じ取れます。

余韻は長めでチェリーとベリーの甘味が舌に残ります。

らま

8年熟成のブレンデッドウイスキーなので濃さや深みはそれほどありませんが、しっかりとポートワインの風味が楽しめてかつバランスのとれた味わいです。

デュワーズ カリビアンスムース8年の飲み方別 オススメ度(5段階)

飲み方オススメ度
ストレート
ストレート
4
加水
加水
5
オン・ザ・ロックス
オン・ザ・ロックス
4
ハイボール
ハイボール
5
ホットウイスキー
ホットウイスキー
3

加水 オススメ度:

デュワーズポルトガルスムース8年:加水

数滴の加水で甘味がアップし、チェリー感が増します苦味と渋みは弱まるのでスッキリしたきれいな味わいになります。

水割りほどに薄めてしまうとバランスが崩れるので、数滴の加水がオススメです。

オン・ザ・ロックス オススメ度:

デュワーズポルトガルスムース8年:オン・ザ・ロックス

甘味は弱まり、苦味と渋味が強まりますが、酸味も強まるのでバランスが良く飲みやすいです。ブドウの香りが強まりました

ハイボール オススメ度:

デュワーズポルトガルスムース8年:ハイボール

甘味と炭酸刺激が心地よく、もっともフルーティーさを感じられる飲み方です。

濃厚な甘みを感じますが、後味はスッキリしているのでゴクゴク飲めてしまう危険なハイボールです。

ホットウイスキー オススメ度:

デュワーズポルトガルスムース8年:ホットウイスキー

ベリー系の酸味を想像するような香りが強まります。飲んでみると少し甘ったるくなりまろやかになりますが、やや特徴がぼやけてしまった印象です。

デュワーズ ホワイトラベル、12年との比較

同ブランドのデュワーズホワイトラベル、デュワーズ12年と比較してみました。ポルトガルスムースは明らかに赤みを帯びていてルビーポートワイン樽の成分がしっかりと抽出されているように見えます。

デュワーズ カリビアンスムース8年とデュワーズ ホワイトラベル、デュワーズ 12年との特性比較

デュワーズ カリビアンスムース8年とデュワーズ ホワイトラベル、デュワーズ 12年との特徴比較

この3銘柄に絞った違いを表に書き出してみました。

スクロールできます
ポルトガルスムース8年ホワイトラベル12年
特性ほどよく個性・特徴を感じ、バランスが良い。個性・特徴が少なくカクテルベース向き深く濃い香り・味わいで熟成感がある
特徴・チェリーやベリーの酸味をともなうフルーティーさがある
・ミディアム寄りのライトボディ
華やかさとはちみつの甘味がある
・ライトボディ
木樽の風味熟したフルーツレーズンの甘味を感じる
・ライト寄りのミディアムボディ

ポルトガルスムースはデュワーズのスコッチウイスキーとしての骨格(華やかさとはちみつ感)をしっかり感じ、その味わいをベースにポートワインの風味がプラスされていました。ホワイトラベルで感じるトゲトゲしさは抑えられ、よりスムースになっています。まろやかさやボディ感はホワイトラベル<ポルトガルスムース8年<12年の順で、ホワイトラベルと12年のちょうど中間あたりにポルトガルスムース8年がある印象です。

らま

ホワイトラベルと飲み比べることで、ルビーポートカスクフィニッシュによる香り・味わいの変化がよくわかります。カスクフィニッシュの入門にとてもオススメです。

感想・まとめ:2,000円台カスクフィニッシュとしてコスパ◎

デュワーズの樽シリーズ第三弾「デュワーズ ポルトガルスムース8年」を紹介しました。ルビーポートワイン樽によるカスクフィニッシュでチェリーやベリーのような酸味を伴うフルーティーさが味わえるブレンデッドウイスキーでした。実際のルビーポートワインはブドウの糖分による強い甘味がありますが、ポルトガルスムースはポートワインの甘い風味を楽しむことができるウイスキーです。

ストレートでもおいしく楽しめますが、ちょっとの加水やハイボールもぜひお試しください!

ポルトガルはワインはもちろん、素材の旨味を活かした日本人の味覚にもあう料理も有名。美しい街並みやおとぎ話の絵本の世界のような村も魅力です。デュワーズ ポルトガルスムース8年を飲む際はYouTubeなどでポルトガルの映像を見ながらデュワーズ樽シリーズのキーメッセージ「吹き抜ける、世界の香り」を感じてみて下さい。

こんな方にオススメ
  • カスクフィニッシュのウイスキーを飲んでみたい方
  • 普段の宅飲みでデュワーズを愛飲している方
  • ポートワインとウイスキーのマリアージュが気になる方
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