レビュー|バランタイン12年|バランス特化型の王道スコッチブレンデッド

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【レビュー】バランタイン12年

スコッチウイスキーの王道として110年以上君臨してきた「バランタイン」(創業からは約200年)。スコッチブレンデッドとして世界第二位の販売量を誇ります。バランタイン12年はウイスキー初心者の方にもオススメな飲みやすさが特徴のブレンデッドウイスキーです。

らま

バランタイン12年はこれまで2,000円台で安定的に購入でき、味わいもマイルドで飲みやすい定番ウイスキーでした。しかしなんと終売してしまうことが明らかに。(サントリーお客様センターに確認済み)

バランタイン 12年はこんなウイスキー

  • 甘い風味が濃厚で複雑さも感じられるバランス型ウイスキー。
  • バニラ、華やかリンゴ、クリーミーが強い。
  • 2024年5月に出荷停止→ネットでやや高騰中、店舗でまだ2,000円台。

記事の後半ではスコッチブレンデッドウイスキー「ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年」との比較もしています。ぜひ最後まで読んでいってください。

目次

バランタイン 12年の基本情報・ストーリー

基本情報

銘柄バランタイン 12年
原産国スコットランド
分類ブレンデッド
主要モルトグレンバーギー、ミルトンダフ、グレントファーズ、スキャパなど
アルコール度数40%
所有者ペルノリカール社
取扱いサントリーホールディングス
参考価格2,300~2,600円

ストーリー

バランタインの歴史

1827年、バランタイン社の起源となる食料品店がジョージ・バランタイン(19歳)によって創業されました。ジョージの店では食料品を主に扱っていましたが、ワインやウイスキーも徐々に扱うように。1853年にアンドリュー・アッシャーが熟成年数の異なるモルトウイスキー同士を混和させたヴァッテッドモルトウイスキーを製造し成功をおさめたことで、アッシャーの友人だったジョージ・バランタインもウイスキーのブレンダーとして歩むことを決め、1869年にグラスゴーに進出しました。

「バランタイン」というブランドが誕生したのは1910年のことでした。この年、創業者ジョージの後を継いだジョージ二世によって「バランタイン・ファイネスト」が発売され、この銘柄は現在でもリーズナブルな価格帯でコンビニやスーパーで並んでいます。

バランタインの紋章

1895年にヴィクトリア女王よりイギリス王室御用達の称号を得たことによって、バランタイン社は世界的な発展を遂げ、1938年にはスコットランド紋章院から紋章の使用を許可されました。紋章に描かれているのはウイスキーづくりの4大要素【大麦・川・ポットスチル・樽】とスコットランドの国旗、国花であるアザミ、さらにラテン語で『全人類の友』というメッセージで、バランタインの象徴としてバランタインシリーズすべてのボトルに描かれています。

バランタイン12年は、グレンバーギーミルトンダフグレントファーズなどをキーモルトとして、それ以外にも厳選された数十種類の最低12年以上熟成させた原酒を絶妙なバランスでブレンド。熟成に用いられる樽については、アメリカンオーク樽とヨーロピアンオーク樽が使われています。

バランタイン 12年のテイスティングレビュー・評価

バランタイン 12年の特性レーダーチャート

アイラミスト オリジナルピーテッドの特性レーダーチャート
【香り】調和:4,豊か:4,個性的:3,
【味わい】調和:5,まろやか:5,豊か:4,濃い:4,個性的:4

バランタイン 12年の特徴グラフ

コメント(ストレートでの評価 オススメ度:

バランタイン 12年:ストレート

グラスに鼻を近づけると、一瞬だけフレッシュなリンゴ、直後にバニラとウエハース、オイリーな香りが感じ取れます。穏やかで、アルコール刺激やスモーキーさは感じられません。

口に含むと、香りで感じていたリンゴはより華やかな印象に。バニラやウエハースの甘い風味はちみつもわずかに感じられます。クリーミーさもあることで全体的にまとまりのある味わいに。一方でスモーキーさやスパイシーさはほとんどなく、ややピリピリとしたアルコール刺激はありますがストレートでも十分に飲みやすい仕上がり。スモーキーさは鼻から抜けていく香りの中にわずかに感じ取れる程度です。

余韻は程よくあって中程度。ぼくの感覚では25秒ほど楽しめました。まず華やかなリンゴ、直後にバニラとウエハースが追いかけ、それらが弱まって残りの時間でクリーミーで甘い風味が楽しめます。

らま

クセはなく、複雑な味わいがバランス良くブレンドされていることがよくわかります。

バランタイン 12年の飲み方別 オススメ度

飲み方オススメ度
ストレート
ストレート
4
加水
加水
4
オン・ザ・ロックス
オン・ザ・ロックス
5
ハイボール
ハイボール
4
ホットウイスキー
ホットウイスキー
5

加水 オススメ度:

バランタイン 12年:加水

穀物の優しい甘さとバニラウエハースが強まります。わずかに苦味も感じやすくなりました。

オン・ザ・ロックス オススメ度:

バランタイン 12年:オン・ザ・ロックス

甘味は少し抑えられますが、リンゴのフルーティーさクリーミーさが強まりました。

氷が溶けていって薄れていっても強弱以外で味わいの変化はほとんどなくバランスは崩れず、ゆっくり楽しむことができます。

ハイボール オススメ度:

バランタイン 12年:ハイボール

リンゴのフルーティーさは弱まりますが、バランスはほとんど崩れません。ただしかなり薄まってしまったように感じました。

ウイスキー初心者の方は飲みやすくていいかもしれません。ウイスキー慣れしている方には少し物足りなく感じるでしょう。

食事やつまみには何にでも合わせやすそうです。

ホットウイスキー オススメ度:

バランタイン 12年:ホットウイスキー

甘くクリーミーな優しい飲み口のホットウイスキーです。

原料を厳選して少し高級になったバニラウエハースの印象です。(わかりにくかったらすみません)余韻も長く楽しめるので、寒い時期にゆったりと風味を味わいながら楽しめるでしょう。

バランタイン 12年とジョニーウォーカー ブラックラベル 12年との比較

バランタイン 12年とジョニウォーカー ブラックラベルとの比較

同価格帯のブレンデッドウイスキーとして有名な「ジョニーウォーカー ブラックラベル12年」と比較しました。

バランタイン 12年とジョニーウォーカー ブラックラベル 12年との特性比較

バランタイン12年とジョニーウォーカーブラックラベルとの特性比較

バランタイン 12年とジョニーウォーカー ブラックラベル 12年との特徴比較

これら2銘柄に絞った比較表を用意しました。

バランタイン 12年ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年
特性穏やかながら複雑でバランス良い複雑さがありバランス良いが少し粗い
特徴リンゴ華やかさ、バニラ
クリーミーで甘い風味
・ライト寄りのミディアムトボディ
青リンゴのキリっとした甘さ
甘くフローラルの後にスモーキー
・ミディアム寄りのライトボディ

両者ともに複雑さがあってバランスの良い味わいですが、バランタイン 12年の方が甘い風味が濃厚(舌で感じる甘味は同程度)で、よりまろやかなバランス型に感じました。ジョニーウォーカー ブラックラベル(以下、ジョニ黒)はバランタイン 12年と比べると個性が強く、爽やかフルーティーとスモーキーさが楽しめます。

アルコール刺激はバランタイン 12年の方が少なく、ストレートでも飲みやすい。ハイボールであればジョニ黒の方がその個性をきちんと感じながらも飲みやすくのど越しも楽しめるでしょう。バランタイン 12年のハイボールは個性が弱まるものの、ウイスキーを飲み慣れていない方にとってはとても飲みやすく、どんな食事にも合わせやすい味わいです。

らま

ウイスキーを初めて飲む人にどちらをオススメするかとなると、バランタイン 12年の方ですね。

感想・まとめ:この飲みやすさはウイスキー初心者に特にオススメ。

終売が確定してしまった王道ブレンデッドスコッチ「バランタイン 12年」を紹介しました。まろやかでいて個性は抑えめながらも複雑な味わいがバランス良くブレンドされている良酒でした。どんな飲み方でもバランスが崩れにくい仕上がりは、さすが歴史あるブレンデッドウイスキー。まだ飲んだことのない方は是非購入を検討してみて下さい。

らま

ネット通販だとやや高騰中(送料込みで)です。まだ店舗では2,000円台で購入可能ですよ。

※現在、バランタイン 12年は一時的に店舗でも品切れが発生しています。これは紅海での商船攻撃による混乱によりアフリカ大陸を迂回するルートへの変更など、国際物流が大きな影響を受けているためです。一刻も早く平和で安全な航海が再開されることを祈っています。

こんな方にオススメ
  • ウイスキーにこれから挑戦したい初心者(クセがなく飲みやすい)
  • リーズナブルで、甘い風味のバランス型ウイスキーをお探しの方
  • オン・ザ・ロックスやホットウイスキーでまったり飲めるウイスキーをお探しの方
オススメできない方
  • 個性が強いウイスキーをお探しの方
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