日本国内のスコッチウイスキー市場において多大な売上を誇るデュワーズブランド。デュワーズ 15年は、現マスターブレンダーが就任後にはじめて手掛けたウイスキーです。
らまちなみに日本国内売上ナンバーワンの座は、デュワーズとホワイトホースが競っています。
- スコッチブレンデッドの名門デュワーズの長期熟成15年もの
- パイナップルのようなトロピカルフルーツ感が強い、甘口ウイスキー
- クセがないのでウイスキー初心者でも飲みやすい
記事の後半ではデュワーズの年数表記ラインナップ「デュワーズ 12年」との比較もしています。ぜひ最後まで読んでいってください。
デュワーズ 15年の基本情報・概要
基本情報
| 銘柄 | デュワーズ 15年 |
| 原産国 | スコットランド |
| 分類 | ブレンデッド |
| 主要モルト | アバフェルディ |
| アルコール度数 | 40% |
| 所有者 | ジョン・デュワー&サンズ社 |
| 取扱い | バカルディジャパン |
| 参考価格 | 6,000円 |
ストーリー
マスターブレンダー、ステファニー・マクラウドの傑作


デュワーズ 15年は、デュワーズ史上7代目にして初の女性マスターブレンダーであるステファニー・マクラウド女史が、マスターブレンダーに就任してから初めて手掛けたウイスキーです。ステファニー・マクラウド氏は、国際ウイスキーコンペティションにて、2019年から6年連続で「世界最高のマスターブレンダー」に選出された実力者。彼女の類まれな感性が、15年以上熟成された良質な原酒を一つにまとめ上げ、見事なバランスのブレンデッドウイスキーへと昇華させています。
「ダブルエイジ製法」によるなめらかな味わい


デュワーズといえば、「ダブルエイジ製法」によるなめらかでバランスの良い味わいが特徴です。「ダブルエイジ製法」とは、樽熟成させたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンド後、再び樽の中で熟成させること。デュワーズ 15年は、15年以上熟成されたアバフェルディを中心に40種類以上の原酒をブレンドし、再び樽の中で熟成させています。
デュワーズ 15年のテイスティングレビュー・評価
デュワーズ 15年の特性レーダーチャート


デュワーズ 15年の特徴グラフ
コメント(ストレートでの評価 オススメ度:)


香り
グラスに鼻を近づけると、パイナップルと樽香を強く感じます。弱めのハチミツとキャラメル、少しクリーミーなニュアンスもあります。
味わいと余韻


香り同様、パイナップルが強く、リンゴ、キャラメル、弱めにバニラや柑橘の皮、メロンが感じられます。パイナップルとリンゴ以外のフルーツは特定できないくらいに弱めながら、フルーティーだというこはわかります。飲み込んだ後に鼻から抜ける風味にスモーキーというよりは焦がした木の風味もわずかにあります。
アルコール刺激は少なく、とてもなめらかで上品な飲み心地です。ボディはライト寄りのミディアムで、クセはなく、ウイスキー初心者でも飲みやすい味わいです。



女性マスターブレンダーがつくった、納得の飲みやすさ。
余韻は長く、僕の感覚で90秒ほど。口に含んですぐに、パイナップルとリンゴ、キャラメル、バニラ、柑橘の皮を感じ、まず柑橘の皮が消えて、次いでキャラメルとバニラが中盤で消えます。パイナップルとリンゴは最後まで楽しめます。
デュワーズ 15年の飲み方別 オススメ度(5段階)
| 飲み方 | オススメ度 |
|---|---|
![]() ![]() ストレート | 5 |
![]() ![]() 加水 | 5 |
![]() ![]() オン・ザ・ロックス | 5 |
![]() ![]() ハイボール | 5 |
![]() ![]() ホットウイスキー | 5 |
加水 オススメ度:


数滴の加水で、甘さが増し、木のような優しく甘い風味もあらわれます。後味に少しだけ苦味が目立つように。
オン・ザ・ロックス オススメ度:


パイナップルのトロピカルフルーツ感が強まり、ハチミツと相まってコクのある甘さが楽しめます。ストレートよりも苦味が少なく、とても飲みやすいです。氷が溶けてもバランスが崩れず、時間をかけて味わうことができます。
トロピカルフルーツ感をもっとも強く楽しめるのが、オン・ザ・ロックスでしょう。
ハイボール オススメ度:


パイナップルは弱まり、華やかでハーブ感のあるハチミツの風味が楽しめます。炭酸由来のわずかな酸味も感じられ、とにかく飲みやすくバランスの優れたハイボールです。
ホットウイスキー オススメ度:


ハーブとハチミツが強い、甘く優しい味わいのホットウイスキーです。パイナップルのフルーティーさはすぐに薄まってしまいますが、ハーブとハチミツは時間が経っても楽しめます。
ウイスキー:お湯=1:2の濃いめがオススメです。
デュワーズ 15年とデュワーズ 12年との比較


同じくデュワーズの年数表記ボトル、デュワーズ 12年と比較してみました。
デュワーズ 15年とデュワーズ 12年との特性比較


デュワーズ 15年とデュワーズ 12年との特徴比較
この2銘柄の特性・特徴を表にまとめました。
| デュワーズ 15年 | デュワーズ 12年 | |
|---|---|---|
| 特性 | まろやかでリッチな甘い味わい | 深く濃い香りと味わいで熟成感がある |
| 特徴 | 〇パイナップル、リンゴ、木樽の風味を感じる 〇ミディアムボディ | 〇木樽の風味と熟したフルーツやレーズンの甘さを感じる 〇ライト寄りのミディアムボディ |
デュワーズ 15年とデュワーズ 12年は、どちらもデュワーズらしくクセのない飲みやすい味わいです。どちらもフルーティーさがありますが、デュワーズ 12年よりもデュワーズ 15年の方がパイナップルの風味分強く感じられました。また、木樽の風味(ウッディーさや苦味・渋味)は12年の方が強く感じられ、15年はより澄んだ味わいに感じられました。
価格面では、デュワーズ 12年が約3,000円に対し、デュワーズ 15年はその2倍の約6,000円とかなりの価格差があります。正直なところ、価格差分の感動があるかと問われれば難しいと答えるところですが、デュワーズ 12年は味わいの完成度に対して価格をかなりリーズナブルに抑えてくれているということもあるでしょう。
デュワーズ 12年を好んで飲まれている方であれば、デュワーズ 15年もぜひお試しいただきたい味わいです。



デュワーズ 15年ミニボトル付のデュワーズ 12年も販売されているので、普段飲み用の12年を買うついでに試してみるというのもありですね。
感想・まとめ:ウイスキーを飲み慣れていない方にも飲みやすいバランスタイプ
ジョン・デュワー&サンズ社が誇る女性マスターブレンダー:ステファニー・マクラウド女史が手掛けた「デュワーズ 15年」を紹介しました。その上品で甘い味わいは、ウイスキー慣れしていない女性の方でも飲みやすいでしょう。どの飲み方でもデュワーズ 15年の特徴を引き出して楽しめる万能ブレンデッドウイスキーです。
- なめらかで甘口のウイスキーが好きな方
- 女性マスターブレンダーがつくりあげた、女性も飲みやすいウイスキーをお探しの方
- 6,000円付近で、プレゼント用のウイスキーをお探しの方



Amazonではセールのタイミングによって、グラス付の方がリーズナブルだったりしますよ。











