レビュー|アイリーク|スモーキー強く、若くガツンとくるパワフルさ

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【レビュー】アイリーク

アイリークはスコットランドのアイラ島でつくられているスモーキータイプのシングルモルトウイスキーで、ザ・ヴィンテージ・モルト・ウイスキー・カンパニーが手掛けています。アイラのシングルモルトであることは確かですが、どの蒸留所のウイスキーかは明かされていません。

らま

ネットではラフロイグもしくはラガヴーリンの若いものではないかと言われていますが実際にはどうなのでしょう?自分で飲み比べて想像を膨らませるのもこのウイスキーの楽しみ方の一つです。

アイリークはこんなウイスキー

  • 甘味少なくドライで強めのスモーキー
  • たき火のようなスモーキーさと薬品感
  • アイラシングルモルトとしてはコスパ良し

記事の後半ではアイラモルトである「ラフロイグ 10年」、「ラフロイグ セレクト」との比較もしています。ぜひ最後まで読んでいってください。

目次

アイリークの基本情報・ストーリー

基本情報

銘柄アイリーク
 原産国スコットランド(アイラ島)
 蒸留所秘密
 分類シングルモルト
 アルコール度数40%
 所有者ザ・ヴィンテージ・モルト・ウイスキー・カンパニー
 取扱い有限会社 ウイック
 参考価格約3,200~3,800円

ストーリー

アイリークラベル

アイリークはザ・ヴィンテージ・モルト・ウイスキー・カンパニーがリリースする、スコットランド・アイラ島産のシングルモルト。ザ・ヴィンテージ・モルト・ウイスキー・カンパニーは1992年にスコットランド・グラスゴーで設立されたシングルモルトウイスキーボトラーズで、スコットランド全土の蒸留所と提携し、スモーキーなアイラモルトからフルーティーなハイランドモルトまでさまざまなスタイルのシングルモルトを製造しています。

らま

ボトラーズとは、蒸留所やその所有企業からウイスキーを買い付け、独自に樽熟成させて瓶詰して販売する瓶詰業者のことです。

同社はアイリーク以外にも「フィンラガン」、「アイラストーム」といった蒸留所非公開のアイラシングルモルトブランドを手掛けています。ブランドをわざわざ変えているということは、これら3ブランドは別々の蒸留所なのではないかと想像してしまいますね。

アイリークはアイラ島の真の男

アイリーク(ILEACH)はゲール語では「イーラッハ」と発音し、「アイラ島民、アイラ島の真の男」を意味します。

アイリークのテイスティングレビュー・評価

アイリークの特性レーダーチャート

アイリークの特性レーダーチャート
【香り】調和:4,豊か:5,個性的:6,
【味わい】調和:5,まろやか:3,豊か:5,濃い:5,個性的:7

アイリークの特徴

コメント(ストレートでの評価 オススメ度:

アイリーク:ストレート

グラスに鼻を近づけると金属のようなにおいとともに草や土の香りスモーキーヨード香(イソジンなどのうがい薬のにおい)が感じ取れます。

口に含むと、木を焦がしたような強いスモーキーさと薬品感、香りからはあまり感じ取れなかったバニラの甘さ、後からくる苦味が印象的。わずかにミントの風味と清涼感も感じられました。鼻から抜けていく香りには焦げ感のあるスモーキーさが特に強く、時折塩せんべいをほんのわずかに感じました。アルコール感は強めで舌へのピリピリした刺激とやや感じられる金属臭が若い原酒が使われていることを想像させます。

余韻はそれほど長くはなく、飲み込んでから6秒ほどで上記した風味のピークが訪れ徐々に弱まっていきます。15秒ほどでアルコール刺激のような辛味や苦味が目立ってきてそれらも薄れていき、25秒ほどでスモーキーさ以外はほぼ感じ取れなくなりました。

らま

アイラのシングルモルトだけあって、スモーキーさはかなりのもの。かなりガツンとしたパワフルさとドライな飲み口です。

アイリークの飲み方別 オススメ度

飲み方オススメ度
ストレート
ストレート
3
加水
加水
4
オン・ザ・ロックス
オン・ザ・ロックス
4
ハイボール
ハイボール
5
ホットウイスキー
ホットウイスキー
5

加水 オススメ度:

アイリーク:加水

数滴の加水で味わい優しくまろやかになりました。まろやかでありながらたき火のスモーキーさは十分に楽しむことができ、金属臭がなくなるためストレートよりもかなり飲みやすくなります。トワイスアップもオススメ。

オン・ザ・ロックス オススメ度:

アイリーク:オン・ザ・ロックス

金属のニュアンスはまだありますが、甘味がかなり強まりフレッシュなフルーティーさがあらわれます。メロンの風味とスモーキーさが意外とマッチし、スモーキーメロンが楽しめます。

ハイボール オススメ度:

アイリーク:ハイボール

これぞスモーキーハイボール!」といえる味わいに。華やかさと薬品感が少なくなった分、たき火感が存分に楽しめます。程よい苦味が飲み口をキレ良くしてくれています。

ホットウイスキー オススメ度:

アイリーク:ホットウイスキー

ウイスキー:お湯=1:2と濃いめにつくってみました。

この飲み方もたき火感がとても楽しめます苦味がかなり抑えられ暖かさとスモーキーさが心地良いです。

お湯で割ってすぐはアルコール刺激も強めに感じてしまいます。最初は少し口に含んでアルコール感を確かめ、スモーキーさも楽しめる程よいタイミングを探しながら飲むというのも楽しいですよ。

アイリークとラフロイグ 10年、ラフロイグ セレクトとの比較

アイリークとラフロイグ10年とラフロイグセレクトとの比較

アイリークの中身と噂されているラフロイグの「ラフロイグ 10年」と「ラフロイグ セレクト」を比較しました。ラフロイグは薄めの色合いですが、アイリークは赤みがかっています。

アイリークとラフロイグ 10年、ラフロイグ セレクトとの特性比較

アイリークとラフロイグ10年、ラフロイグ セレクトとの特性比較

アイリークとラフロイグ 10年、ラフロイグ セレクトとの特徴比較

これら3銘柄に絞った比較表を用意しました。

スクロールできます
アイリークラフロイグ 10年ラフロイグ セレクト
特性個性は強いが比べてみると平坦な味わい、若い原酒のニュアンス強め強烈な個性で、香りが豊か(探ってみるとスモーキーの裏に色々な風味)色々な個性がうまく調和している。10年に比べれば抑えめだけど、単体では十分にクセ強い。
特徴たき火のようなスモーキーさとラフロイグより抑えめなヨード香
・ライト寄りのミディアムボディ
・余韻は長くない
・スモーキー、ヨード香、潮がとても強く、土やバニラも強い
・味わっている時はオイリーでミディアムボディだが、後味はドライでライト
・余韻は長い
・スモーキー、ヨード香は強めでレーズンのドライフルーツ感や柑橘のフルーティーさがある
・ライト寄りのミディアムボディ
・余韻はそれほど長くない

ラフロイグ 10年は草と土のニュアンスのスモーキーさやヨード香が強く、カラメルやバニラの甘い風味があり、ラフロイグ セレクトは10年ほどではありませんがやはり草や土のスモーキーさとヨード香は強くフルーティーさがあります。一方でアイリークはラフロイグほど草や土のニュアンスは感じられず苦味が強め、比較すると平坦な味わいでした。

これはあくまでストレートでの比較であって、飲み方によってはアイリークは十分においしく楽しめるウイスキーです。価格についても、アイリークはラフロイグ 10年の約半額で購入できる点で、コスパ良くアイラモルトを楽しむことができるといえます。

らま

薬品感が抑えられるハイボールやホットウイスキーは、ラフロイグとはまた違ったおいしさが楽しめます。

感想・まとめ:中身はラフロイグと言われればそうかもしれないし、でもちょっと違う気も

蒸留所非公開のシークレットアイラモルト「アイリーク」を紹介しました。強いスモーキーと甘味少なめのドライな飲み口が特徴的で、若い熟成年数のアイラモルトのようなパワフルさが感じられました。アイリークの中身と噂されるラフロイグとの飲み比べもしてみましたが、結論としては「似ているけどわからない」。熟成年数も違えば熟成方法も違うでしょうし、やはり自分の中であーだこーだ考えるのが面白いボトルということですね。

らま

価格的にはアイラシングルモルトとして挑戦しやすいウイスキーです。ブレンデッドウイスキーのアイラミストのようなスモーキーウイスキーの次のステップにアイリークを選んでみるのもいいかもしれません。

こんな方にオススメ
  • ドライで強めのスモーキーさがあるシングルモルトをお探しの方
  • たき火感のあるスモーキーさが楽しみたい方(ハイボール・ホットウイスキー)
  • 3,000円付近でアイラシングルモルトをお探しの方
オススメできない方
  • スモーキーや薬品のにおいが苦手な方
  • 甘さもあって飲みやすいウイスキーをお探しの方
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